令和5年8月31日 |
宮城県建設業国民健康保険組合 |
ポリファーマシーとは、複数を意味する「ポリ」、調剤を意味する「ファーマシー」を合わせた言葉で、多剤服用などと訳されますが、これは単に服用する薬剤が多いことだけを意味するものではありません。多くの薬を服用しているために、副作用を起こしたり、きちんと薬が飲めなくなるなどの状態をいいます。 ○ポリファーマシーの問題点 @副作用のリスク上昇 同じ効能の薬剤を重複して飲むことで、薬の効き目が強くなりすぎたり、薬の飲み合わせが悪い場合は、逆にからだの不調を招いたりするなど、副作用のリスクが高まります。 A薬代に係る負担増 必要以上の薬をもらうことは、医療費を無駄に負担することになります。月々の医療費を節約するためにも、いま一度処方されている薬の状況を確認してみましょう。 ○ポリファーマシーを防ぐには ・お薬手帳は1冊にまとめ、飲んでいる薬の全体を把握しましょう。 ・かかりつけ医(薬局)をもち、飲んでいる薬の情報を共有しましょう。 ・お薬カレンダーやお薬ケースなどを活用し、服薬管理しましょう。 ・薬の変更や追加があった場合、体調に変化がないか注意しましょう。 ○関連リンク 厚生労働省ホームページ「ポリファーマシーに対する啓発資材の活用について」 |
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